意思伝達を妨げる形容詞
あの子かわいいから見てみて!by女子
「・・・(いまいちだな)」ということ多々あります。
意思伝達を明確に行うにはできるだけ形容詞を詳しく説明する必要があります。
本当に正確に伝えたいのであれば、できるだけ形容詞は少なくすべきです。
そもそも、形容詞というのはかなり主観的な単語です。その意味は人により異なります。
例えば、「多い」。
~会議の場において~
Aさん「今回はより多くのお客さんを動員しましょう!」(1万5千人くらい?)
Bさん「いいですね!」(4万人くらいかな、大変そう)
このまま計画を進めた場合、後々AさんとBさんで計画に差が出てきます。
もちろん「かわいい」もですね。
では、どうすればよいのか。
それは数値化したり、より具体化すればいいのです。
例えば、
~会議の場において~
Aさん「今回はより多くのお客さんを動員しましょう!」(1万5千人くらい?)
Bさん「より多く、とは以前の1万人よりもさらに3万人増員し4万人ということでしょうか?」
Bさんの質問により、どのくらい動員するかという具体的なビジョンが共有されるとともに、計画の課題が明確になりました。
まとめ
形容詞は何も考えずに使えて楽なのですが、その主観的であるという欠点を意識して使っていく必要がありそうです。